最近始めたばかりのこの「蕎麦屋の和風カレー弁当」は、2019年夏から研究と試作を重ねてまいりました。
このタイミングでの登場ということで、あ〜はいはい新型コロナ対策ね、って思われてしまわれると口惜しいのですが、そうではないのです。お客様にお出しできるレベルに達するのに時間がかかってしまいました。
中身は
- ダシ多めで口当たりを優しくしたカレー
- 高タンパク低カロリーな特製茹で鶏
- 食物繊維たっぷりのもち麦ごはん
- β-カロテンとカルシウムが豊富なだいこんの葉
- 味変アイテムとしてのレモン汁
です。
カレーは、従来からメニューにあったカレー南蛮そばやカレー丼とは違います。かつおダシの分量が多めになっています。日本蕎麦屋ならではのカレーの味を追い求め、今でも日々研究しています。美味しくなったと思えたらまた変えますのでお楽しみに。
あえて具は入れずに、それだけでごはんと食べても良いように味を付けた、茹で鶏とだいこんの葉として外に出しました。だいこんの葉は蕎麦つゆを使って甘めに仕上げています。実はこの味付けも少しずつ変わってこの味になりました。初日に買っていただいたお客様はあれ?って思われるかもしれません。
もち麦ごはんは、慈恵医大栄養部のこの本をヒントにしました。ただ炊いているだけではなく、ひと手間(←これは本には書いてません)かけて美味しく召し上がれるよう工夫してあります。最初はぜひ、そのまま口に入れて、よく噛んでみてください。
付属のレモン汁は、途中から(最初からでもいいですが)お好みで、ほんの少しカレーに足してみてください。鶏肉にかけても美味しいです。このアイデアは、池袋で大人気の小さなカレー屋「かえる食堂」から拝借しました。入れ過ぎるとただ酸っぱいだけになるのでご注意ください。もっと少ない量のレモン汁パックもあるのですが、本物のレモン汁だけのパックは、今のところこれだけのようなのです。
容器は、蓋をしたまま電子レンジで温め可能です。
保存料は使っておりませんのでお早目にお召し上がりください。